VRとは、Virtual Realityの頭文字を取った言葉であり、日本語に訳すと仮想現実もしくは人工現実感という意味になります。VRでは基本的にVRゴーグルを用いて仮想現実を体験することが可能です。VRから派生したワードとして、ARやMR、XRなどといったワードが存在しています。これらの違いがよくわからないという方も多いのではないでしょうか。

特に、VRと混同されやすいのがARです。ARはArgumented Realityの頭文字で、日本語に訳すと拡張現実という意味になります。現実世界にAR技術を用いて新たな情報を付与するのがARであり、カメラを起動し、現実世界の映像にプログラムによって作られたキャラクターを登場させるなどといったことが例として挙げられるでしょう。
AR技術を用いたスマホアプリやゲームも増えてきています。完全に仮想世界のものがVR、現実世界と仮想世界を合わせるものがARと考えると良いでしょう。

そして、VRとARを組み合わせたものと捉えられることが多いのがMRです。MRはMixed Realityの頭文字を取った言葉で、複合現実と訳されます。VRゴーグルに加えて、ゴーグルを装着した人の周りにセンサーやカメラを設置し、その人の動きによってプログラムによって作られた仮想物体を操作できるのがMRです。
SF映画などで空中に浮かびあがった画面を指で操作するシーンを観たことはないでしょうか。これがまさにMRであり、現代では実際に最先端技術を用いて映画の世界が再現されています。そしてVR・AR・MRをまとめたものがXRです。

上記で述べたVRの基礎知識のほか、VRエンジニアの目指し方や求人事情について、こちらのサイト（【VR業界は拡大傾向】VRエンジニアを目指そう）に詳細が綴られていたので、理解を深めるためにも併せて読んでみることをおすすめします。